ビジネスホテルで急成長を続けるアパホテルと地域密着経営の東横インの経営 | ネットで見つけた気になる話題のニュースまとめ

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ビジネスホテルで急成長を続けるアパホテルと地域密着経営の東横インの経営

  • まとめ
  • テーマ: 仕事のヒント☆
稼働率100%超、利益率50%超・・・。
高コスト体質であるホテル業界にあって最高水準の利益をたたき出し続けるアパホテルの秘密は何か。

アパホテル


東京オリンピック開催を見据え、異業種が続々と参入する驚異の高収益業界ビジネスホテルの光と闇に迫る!


現在でもホテル各社が顧客の囲い込みのため、様々な戦略を打ち出している。

ビジネスパーソンの誰もが出張するわけではない。
会員数を800万人にしたい。今では会員が584万人。

この出張族を、いかにしてヘビーユーザーとして獲得するかということをアパホテルは考えた。

たどり着いた答えは非常にシンプルなものだ。

ビジネスホテルの会員制は今となってはさほど珍しいものではないが、ホテル業界で天下を取るためにホテルチェーンや会員システムをつくろうというふうにアパホテルは最初から構想していたようだ。


アパホテルの創業


アパホテルがスタートしたのは金沢だったが、ホテルを経営するからには天下を取るつもりだった。

そう語るのはアパグループの代表、元谷外志雄氏。


場所は東京都港区赤坂。
ここにひときわ目を引くビルがあり、そこで元谷氏が目をつけたのが出張族だった。
エリートである5%の出張族ばかりが何度も何度も出張を繰り返している。

そこに注目したのが原点だったようだ。

そこでアパホテルが実践したのは10%現金キャッシュバックをおこなうシステム。
ホテルを選ぶのは出張する本人だが、そのお金を払うのは会社。
この10%の現金キャッシュバックによって、経費で1万円を使えば本人に1000円が入る。

当時はなかなかこういったホテルも目立ったものはなく、多くが会員のポイント制度だった。
アパホテルは当時、少なかったキャッシュバック戦略で会員を増やすことに成功した。


アパホテルの強み

アパホテルはホテル予約サイトでの戦略でも抜け目がない。

出張族の多くは宿泊先をネットで予約する。
ネットを使えば近隣で1番安いホテルはすぐにわかる時代だから、アパホテルでは近隣のライバルホテルを調べそこより100円でも安い料金設定でネットに掲載する。

当然、料金は目まぐるしく変わりる。
満室が予想できる日には客室料金を高く設定するのも同じ理屈。

料金の上限は社長が考えるようだが、あとは現場の判断で支配人の力量次第になる。

例えば八百屋さんで朝と夜の大根の値段は違う。
向かいのスーパーよりも高い大根が売れるとは思わない。

朝は高くて、昼になると半額、夕方になるとタダでもいいから持って帰ってくれ。と言う状態になる。

なので近隣のライバルホテルを調べ、そこより100円でも安い料金を予約サイトで掲載している。

こうした戦略を理由にアパホテルではネットに強い人間が支配人になるというから驚きだ。


アパホテルの出店スピード

アパホテルの特徴の1つとして、異例の出店速度がある。

出店スピードは他社とは比較になならないのがアパホテルだが、なぜこれだけ強気の出店が可能なのだろうか。

物件は全てが自社なので徐々に償却する。そうすると簿価利回りが1年1年上がってく。
そのため、初めの投資は大変だがそのあとは簿価が貯まっていって、結果として楽になる。
銀行の決済を待つのは時間の無駄なのでアパホテルは自社所有にこだわり、自社のお金で建てるのだから銀行と相談する必要もない。

アパホテルは東横インのようにオーナーから土地を借り上げたホテルとは違う。
なので少しでもいい土地を見つけたら、すぐに現金で契約してしまうというから驚きだ。

ビジネスホテルの基本は好立地を押さえることなので、アパホテルは次々と超好立地を押さえ出店を続けているようだ。

しかし、通常はホテルの立地ができない、川の上やうなぎの寝床のような場所でもアパホテルは建設してしまうという。
リーマンショックにあえぐ同業者が多い中でも続々と出店を続けていた。
圧倒的な体力と変幻自在の料金設定でドミナント戦略を推し進めるのがアパホテルの強み理由ではないだろうか。



ビジネスホテル業界の超大手たちはどのようにその地位を築き、どのような戦略を練っているのだろうか


アパホテルの元谷代表も例に挙げた、最大手として業界を牽引してきた東横インの場合はどうだろうか。
東横インといえば、一時期ニュースを騒がせた創業者である西田憲正の強烈なキャラクターが思い起こされる。

ビジネスホテルの中でも日本型のおもてなしを重視しているのが東横インの強み。
日本型のおもてなしというのは、海外ではなかなか見ることがない。

東横インはオーナーが手を挙げない限り出店はできないので、アパホテルのようなスピードでの出店は不可能だが東横インは地元のオーナーと関係を築き、支配人をはじめとする従業員を地元で雇用する地元密着型の経営も強みの1つだ。


今までのビジネスホテルには安かろう悪かろうというイメージがつきまとっていた。


このイメージを清潔・安心・リーズナブルな価格で提供したのが西田支配人だ。

多少、駅から遠くても東横インを選んでいる利用者も少なくはなく、駅から徒歩3分は当たり前。歩いて1分、2分といった物件も珍しくなく、東横インが出店するような駅前の土地を所有しているのは地元の名士が多い。

大家といえば親も同然、店子といえば子も同然という言葉があるが、それを地で行くのが東横イン。
そうなると、オーナーだけではなく地元の方々が東横インの応援団になる。

東横インは女性支配人が多いので女将としてのきめ細かなもてなしが功を奏しており、こうして多数の応援団を抱えている。


アパホテルの今後の見通し

今後、東京はまだまだ伸びる。オリンピックも東京での開催を確信していた。
国内・国外を問わず観光客もどんどん増え、2000万人来たっておかしくない状態になる。
結果として現状の月間稼働率100%超えを達成しており、これまでの路線を変えるつもりはまったくないようだ。

そこがアパホテルの生きる道。


乗りに乗ったアパホテルに対して他社は今後どのように迎え撃つのか楽しみになる。


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